「別れて、 すぐに消されたって思ってたよ」 だって、この絵を描いた時。 『似てねぇ~』って、勇君にぼやかれたから。 「俺が捨てるわけねぇじゃん」 「…?」 「鈴が俺のために描いてくれた絵、 これ1枚だけだし」 スマホを私から奪い取り 私の頭をポンポンした勇くん。 ズルいよ、その笑顔。 付き合ってた頃みたいに、 優しくしないでよ。 勇君を好きだった自分が、 蘇ってきちゃうから。