寒さに耐えるリスのように 体を震わせているりんりんを。 ぎゅーっ。 ぎゅーっと。ぎゅーっと。 思いっきり抱きしめたら。 ――プツッ。 僕の心の中で、何かの糸が切れた。 頑なに拒絶してきた恋愛。 誰かを好きになるなんて、一生しないって、 恋をはねのけて生きてきたけれど…… 今、ようやくわかった。 りんりんへのこの気持ちは、 『恋』なんだって。 僕はりんりんのこと 誰にも渡したくないよ。 もちろん。 りんりんのクラスにいる、元カレ君にも。 だから……