ひとりで時間をつぶしているとようやく樹里たちが登校してきてくれた。
その中には蕾もいて、今日はバッチリメークしてきている。
しかし、いつも手に持っている手鏡を、今日は持っていなかった。
「本当に昨日の蕾はおもしろかったよねー」
「もう、やめてよ」
樹里は蕾を話題にして笑っていたようで、蕾は本当に嫌そうな顔を浮かべている。
樹里のことだから、イジリに加減を知らないのだろう。
「ね、一樹も面白かったでしょう?」
「あ、あぁ」
樹里に話を振られた一樹が咄嗟に樹里から視線を外した。
うなづいてはいるけれど、その態度は樹里にとって気になるものだった。
「どうしたの一樹?」
気にして、一樹の顔を覗き込もうとする。
その瞬間一樹が樹里の体を突き飛ばしていたのだ。
「キャッ!?」
悲鳴を上げて床に倒れこむ樹里。
「わ、悪い」
慌てて助け起こそうとする一樹だが、手を差し伸べた瞬間樹里から視線を外した。
「ちょっとなんなの!?」
樹里は困惑した声をあげる。
一樹から突き飛ばされたことなんて、今まで1度もないのだろう。
その顔は泣きそうになっている。
その中には蕾もいて、今日はバッチリメークしてきている。
しかし、いつも手に持っている手鏡を、今日は持っていなかった。
「本当に昨日の蕾はおもしろかったよねー」
「もう、やめてよ」
樹里は蕾を話題にして笑っていたようで、蕾は本当に嫌そうな顔を浮かべている。
樹里のことだから、イジリに加減を知らないのだろう。
「ね、一樹も面白かったでしょう?」
「あ、あぁ」
樹里に話を振られた一樹が咄嗟に樹里から視線を外した。
うなづいてはいるけれど、その態度は樹里にとって気になるものだった。
「どうしたの一樹?」
気にして、一樹の顔を覗き込もうとする。
その瞬間一樹が樹里の体を突き飛ばしていたのだ。
「キャッ!?」
悲鳴を上げて床に倒れこむ樹里。
「わ、悪い」
慌てて助け起こそうとする一樹だが、手を差し伸べた瞬間樹里から視線を外した。
「ちょっとなんなの!?」
樹里は困惑した声をあげる。
一樹から突き飛ばされたことなんて、今まで1度もないのだろう。
その顔は泣きそうになっている。



