規制アプリ

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鼻歌気分で学校へ向かい、上履きを確認すると今日は下駄箱の中に無数のゴミを入れられていた。


上履きを取り出すと同時にそれらがバラバラと落下していく。


紙くずに消しゴムのカスに生ゴミ。


生ゴミは半分腐敗していて、キツイ臭いを放っている。


あたしは鼻をつまみながら近くのゴミ箱にそれらを捨てた。


バナナの皮を捨てたときにはヌルリとした感触がして全身に鳥肌が立った。


上履きの中を確認するとどうにかはける状態だったので、とにかくそれをはいてトイレで手を洗った。


その間あたしはずっと鼻歌を歌っていた。


不快感があるにも関わらず、それ以上に楽しみのほうが大きかったのだ。


端から見たら今のあたしは気持ちが悪いことだろう。


でも、自分の見た目なんてもはやどうでもよかった。