「なんだこれ。全然起動しねぇじゃねぇかよ!」
「え……?」
「ふざけんなよ!」
イラついた一樹がスマホをあたしにつき返してきた。
画面を確認すると、確かにアプリは動いておらず、代わりに警告の文章が表示されていた。
《あなたは持ち主ではありません。このアプリを使うことはできません》
その文字にあたしは思わず笑顔をこぼしていた。
なんだ、そうだったんだ!
アプリは持ち主にしか反応しない。
それならなにも怖がることはなかったんだ!
理解すると同時に笑いがこみ上げてきて、我慢できなくなっていた。
「あははははは!!」
お腹を抱えて大声で笑う。
伊代が死んでからここまで大きな声で笑ったことはなかったかもしれない。
クラスメートたちが驚いた顔をあたしへ向けるけれど、そんなもの関係なかった。
おかしくておかしくて仕方ない。
アプリを使うことができな一樹は顔を真っ赤にして怒りを押さえ込んでいる。
やっぱりこのアプリは神様からの贈り物だ。
あたししか使うことができない、特別なもの。
あたしはしっかりとスマホを握り締め、背をのばして一樹の耳に顔を近づけた。
お遊びは終わりだ。
決着をつけるときがきた。
「順番に、殺してあげる」
あたしは、そうささやいたのだった。
「え……?」
「ふざけんなよ!」
イラついた一樹がスマホをあたしにつき返してきた。
画面を確認すると、確かにアプリは動いておらず、代わりに警告の文章が表示されていた。
《あなたは持ち主ではありません。このアプリを使うことはできません》
その文字にあたしは思わず笑顔をこぼしていた。
なんだ、そうだったんだ!
アプリは持ち主にしか反応しない。
それならなにも怖がることはなかったんだ!
理解すると同時に笑いがこみ上げてきて、我慢できなくなっていた。
「あははははは!!」
お腹を抱えて大声で笑う。
伊代が死んでからここまで大きな声で笑ったことはなかったかもしれない。
クラスメートたちが驚いた顔をあたしへ向けるけれど、そんなもの関係なかった。
おかしくておかしくて仕方ない。
アプリを使うことができな一樹は顔を真っ赤にして怒りを押さえ込んでいる。
やっぱりこのアプリは神様からの贈り物だ。
あたししか使うことができない、特別なもの。
あたしはしっかりとスマホを握り締め、背をのばして一樹の耳に顔を近づけた。
お遊びは終わりだ。
決着をつけるときがきた。
「順番に、殺してあげる」
あたしは、そうささやいたのだった。



