「遅くなっちゃったし、俺、親に謝った方がいい?」 「ううん、そんな心配ないよ。ありがとう。恭介、気を付けて帰ってね。暗いから本当に気を付けてね」 「おう! サンキュ。じゃ、おやすみ、詩織」 「おやすみなさい、恭介」 あぁ、付き合ってるんだったらここでチューだよな。 くっそ! こんなの詩織のせいだ。 俺の気持ちを知ってて、からかってるとしか思えない。 本気で俺のことをもっと知りたいって思ってるのか? 年上の余裕ってやつか? 俺、詩織のことを本気で好きになったかもしれない。