その日の朝、バス停でバス待ちをしていると久しぶりに佐伯くんが自転車で現れた。

メモを渡した日から随分と日にちが過ぎているような気がして、ちょっと強引すぎたかな、って反省していたの。

それでもメモは捨てていなかったみたいで、後で連絡してくれるって。

良かった。