恭介は年下なのに私よりも色々と考えてくれてて。

もっと私もしっかりしなきゃね。


あの時、自転車に乗った恭介に声を掛けて良かった。

自転車に乗せてもらって、良かった。

あの時から恭介のこと、好きになっていたのかもしれない。



「ねぇ恭介。いつから私のこと好きになってくれたの?」



「優斗先輩が一番最初に詩織をグランドに連れてきた日からだよ」




---サッカー部のイケメン二人の間で揺れて---

☆☆第一部 高校編 完☆☆