そんな私と恭介を1年生の女子たちが見ていた。 恭介が練習に戻ると、私に聞こえるような声で、 「あれ3年だよね? 急に練習観に来て、彼女気取り?」 「恭介先輩は優しいから練習を観に来ない彼女のこと庇っちゃってさ。可哀想だよね、恭介先輩」 はいはい、よーく聞こえてますよ。 彼女気取りじゃなくて、彼女です! 私は大丈夫だよ。こんなこと全然気にしない。 でも、恭介が可哀想って。恭介が私を庇うって。なに? 恭介に聞いたら分かるのかな? 帰りに聞いてみようかな。