「そうだね。それと私に二つ、お願いがあるって言って。卒業してもずっと詩織と友達でいてくれって」

「そんなの当たり前だよ、那美。もう一つのお願いは?」

「もう一つは・・・・。うん、これは私と優斗だけの秘密。詩織にも話すことはできないかな。ごめんね」

「ううん、いいよ。那美、ずっとお友達でいてね」

「当たり前です!」