「恭介、お呼び出しー」 ん? 誰だ? 詩織は休んでるはずだぞ。 もしかして優斗先輩か? いや、優斗先輩とは昨日の練習で和解したし。 じゃ、誰? と思いながら廊下へ出る。 そこには知らない女子が二人いて。 「あの、恭介先輩。こっちに来てもらえませんか?」 一人の子が俺についてこいと歩いて行く。 俺、ついて行くの断れないの? もう一人は俺の後ろから歩いてくるから、変な構図だ。 二人は人気のない場所まで俺を連れてくると、 先に歩いていた子はそのままどこかへ消えた。