恭介とお昼を一緒に過ごすようになって、私は毎日恭介にお弁当を作っているの。

早起きして頑張ってる。


二人で学校のテラスに行き、お弁当を食べる。

他愛のない話で笑い合う。

時々、恭介が眠いーって言って私の肩に頭をくっつけてくる。

もっと時々、私は、私の肩にある恭介の髪の先にそっと触れる。

恭介に気付かれないように、そーっと。

それが幸せな時間。