「祐樹先輩の心って、すごく温かいです。人を守るって、その人の心が温かくないと守れないじゃないですか」
「……」
「私は、祐樹先輩の温かさに守られてきました」
静かな保健室に声が響く。
2人だけの空間。
心を開きあうには、大切な空間だった。
「……“総長”とか関係ない、って言ったけど、まったく関係ないってことはないと思います」
確かに、心の温かさで人を守ることは大事だと思う。
だけど、祐樹先輩が総長であるのならば。
総長としての強さも必要だと思っているなら。
それも大事なことだと思う。
シャッ、と開かれる保健室のカーテン。
ジャージ姿の祐樹先輩の瞳は揺れていた。
私は祐樹先輩と目を合わせて微笑んだ。
「ときには、“強い立場”だからこそ守れるものがあると、私は思います」
「……奈々は、否定とかしないんだな」
「え?」
首をかしげる私の頬に、祐樹先輩の手が触れた。
ドキッと高鳴る心臓。
「奈々の言葉は心に届く」
そう微笑んだ祐樹先輩はかっこよかった。
「……」
「私は、祐樹先輩の温かさに守られてきました」
静かな保健室に声が響く。
2人だけの空間。
心を開きあうには、大切な空間だった。
「……“総長”とか関係ない、って言ったけど、まったく関係ないってことはないと思います」
確かに、心の温かさで人を守ることは大事だと思う。
だけど、祐樹先輩が総長であるのならば。
総長としての強さも必要だと思っているなら。
それも大事なことだと思う。
シャッ、と開かれる保健室のカーテン。
ジャージ姿の祐樹先輩の瞳は揺れていた。
私は祐樹先輩と目を合わせて微笑んだ。
「ときには、“強い立場”だからこそ守れるものがあると、私は思います」
「……奈々は、否定とかしないんだな」
「え?」
首をかしげる私の頬に、祐樹先輩の手が触れた。
ドキッと高鳴る心臓。
「奈々の言葉は心に届く」
そう微笑んだ祐樹先輩はかっこよかった。



