愛して先輩っ! XXX

「奈々ちゃん、また明日ね!」

「無理するなよ」

「明日も来るから」



去り際にみんなも手を振ってくれる。

それが嬉しくて。

思わず笑みがこぼれる。


扉が閉まると、ほっと胸を撫でおろした。

ベッドで横たわっているおばあちゃんは、少し笑顔を浮かべているように見えた。

ベッドの横に置いてある椅子に座る。



「おばあちゃん」



声をかけてみる。

おばあちゃんはゆっくりと首を動かして私に目を向ける。



「今の子たちは……。奈々ちゃんのお友達かい?」



おばあちゃんの声は聞き取りづらかったけど、おばあちゃんが聞きたいことは伝わった。


彼らは。

彼らは、私にとって。