世界でいちばん 不本意な「好き」



ちゃんと…と言われ、圧に押されるようなかたちで目を通す。



『今日は来てくれてありがとう!みんなにとって今日が人生でいちばんの日にしてみせるから!』


『みんながいるから俺はがんばれるんだなって実感する。実感できるくらいみんなが伝えてくれてる。だからみんなにもね、俺のことを見るだけで、俺の声を聴くだけで、俺がいるだけでがんばれるって思ってもらえるような人になりたい。俺は絶対にみんなの傍にいるからね』


『好きなタイプか~。この質問、得意じゃないんだよなー。俺のファンでいてくれるひとって、ひとことじゃ言えないくらい、いろんな魅力を持ってる子が多いと思うから』


『ファンのみんなには、風邪ひくなよ。怪我するなよ。ごはんはしっかり食べて、夢を見るくらい眠って、喜怒哀楽なんでもいいからひとつでもいいから動くような1日を過ごしてもらって、健やかに生きてくれたらいいなって。毎日そう願ってます』


『年齢なんて関係ないって!俺ね、ファンでいてくれるみんなを楽しませるために生きてるから、いつからでも、いつまででも見ていてほしい』


『ついてきてねってより、絶対置いてかねーから、って感じです』


『落ち込むこともあるよ。だけど、そういう表情より笑ってるところを届けたいなって思うし、みんながいてくれると自然と笑えるんだよね』


『どんな役も、もらったものは全力で演じきりたいな。たとえば難しい役でも嫌われ役でも、みんなが見守ってくれてるって思うとそれだけで挑戦できる。いつも本当にありがとう』


『ファンでいてくれるひとたちにとっての俺ですか…?なんでもいいよ!何かにしてもらえるようにがんばろうって思ってるから!』


『俺、世界でいちばん、ファンでいてくれるひとたちのことが好きなんです』



歯の浮くような台詞たちが並んでいて、正直くらくらした。

まんがや映画のなかの世界みたい。