軽く自己紹介をして席に座る。レイラが隣に座ってくれたので安心した。
あれ、とレイラがひとつの空席を見る。
「ちょっと遅れるって連絡きててさ。あ、きたって」
男性側の幹事の人が立ち上がり、電話をかけて店内を出ていく。
「イヴさんって中央に勤めてるんですよね、レイラから聞きました」
「あ、はい。検査採取の方にいます」
「え、危なくない?」
反対側に座った女性に話しかけられ、そこに正面に座った男性が入ってくる。
「危ないこともあるので、二人一組で業務するって決まってて」
「そうそう、なんかこの前異動してきた上司がねー」
レイラが腕を組む。



