35cmの音

辛そうだから。

「...やめてよ頼むから」

「いやだ!」

泣くな自分!!



「なんなんだよ...もう、」




玲音が私の肩に顔をうずめた





「大丈夫だよ」

私は抱き締めた



「こんな時に、お前に会ったらもう頑張れなくなるだろ...」


それで帰れって言ったんだ。


「じゃあ、がんばらなくていい」

今は頑張らなくていいから、ただ笑っててほしい。



「ダセェな俺」

カッコ悪くてもいいんだよ、玲音。