35cmの音

「ねー!女の子の役はないの?」

アミちゃんがドアをバーン!と開けて
おじさんたちに尋ねた。

「ははは!残念だけど今回はないなー」

ななななな、なんて事を?!?!

「えー!この人が出るならアミも出てあげるのに!」

玲音に抱きつくアミちゃん

「ほー!そうかそうか!
お嬢ちゃんは、将来大物になるよきっと。笑」

おじさんは玲音をみるときと同じ目で

「アミ別にテレビに興味なーい!」

キラキラした目でアミちゃんのことも見てて

「そうなんだね、おじさん残念だな!」

僕の時は怖そうな顔だったのに2人を見て笑顔になっていた。

「アミは可愛いお嫁さんになるの!」

誰も僕にはそんな顔を見せてはくれなかった。