光を掴んだその先に。





確かにあのエロジジイにも似たようなこと言われたけどっ!!

まだこれから成長期なの私は!!

これから豆乳とか毎日飲んで、ぐんぐん大きくなる予定なんだから…!!



「そんなのまだ分からないでしょっ!成長は止まってない…!」


「いいや分かるね。さっきの嬢ちゃんとは掴んだ感じがモロちげェんだよ、すごかったぜあの子」


「なーーにーーー!?!?」



腕掴むだけでそういうの分かっちゃうの!?

確かにさっきのあの子は私と歳も変わらないはずなのに色々ちがってた…。


なんていうか………デカい。



「仕方ねェ。まぁコイツで妥協してやるか」


「妥協ってなんだっ!はーなーしーてーーー!!」



っていうかそもそもどこに連れていくつもりなの!

全然びくともしないし、話なんか聞いてもくれないんだから…!!

失礼なことばっか言って来るし!!




「おい、どう考えても俺に似て可愛いだろうが」




───そんなときだった。


私を掴んでいた男は一瞬にして吹き飛んで、周りの男もすぐにコテンパンにされてしまった。

音もなく、声もなく、こうして片付けてしまう。

それはいつかの誰かを思い出させた。



「俺の可愛い鴨ネギに何してんだ、てめえら」



ゴキゴキと指を鳴らして首を鳴らす男には見覚えがあった。


この一際目立つチェック柄は…ダッサいハットは…。

どこで買ったのかも分からないような尖った靴は……。