一人でわたわたしていると救世主登場。 陽人が友哉くんの所へ行き、何か話してる。 友哉くんが陽人に注意を向けている隙に、私は逃げよう! 「未菜、ちょっと飲み物買ってくるね」 私は体育館から抜け出して誰もいない裏庭まで来ていた。 はぁ~。私は一体何がしたいんだろう。 いくら鈍感な私だって、友哉くんのまっすぐに私を見る瞳や周りのことなんて気にせずに私に向けてくる純粋な態度に触れていたら嫌でも友哉くんの気持ちに気付くよ。