「白井くん、もう何もしない?」 「うん、ホントごめんなさい」 その”ごめんなさい”が嘘くさいけど、 「じゃ、もういいよ。それじゃ、また夕食のときにね」 クラスの皆は各部屋へと入って行った。 私は部屋へ入るなり、ともちゃんとゆきちゃんに今朝から起こった白井くんとの事を話した。