「私、トイレに行ってくる。ここには戻ってこないから白井くんも皆のところに行って」
白井くんの返事も聞かず、私はトイレへと向かった。
はぁー、やっと白井くんから解放された。
やっと翔へメールできる。
私はトイレから翔にメールした。
≪翔、返事遅くなってごめんね。私、白井くんって苦手かも。翔の言ってた騙されるなよ、って分かったよ。白井くんって裏の顔がある。夜に電話するからね。大好き、翔≫
送信っと。
≪返事ずっと待ってた≫
翔から速攻で返事が届いた。
相変わらず短いメール。でもその後にまたメール来るんだよね。
≪結月、本当にアイツだけは気を付けて≫
ふふっ、もう一度メール来るよね。
≪ね、結月。今の結月の顔、送ってよ。結月の愛が足りない≫



