「結月、結月」 体を揺すられて目を覚ますと、至近距離に翔の顔が!! 「そんなに無防備に寝ていたらチューするよ」 「ばっ、ばか」 私の顔が赤くなる。 「もう勉強いいの?おしまい?」 「うん、誰かのせいで集中できなくなった」 「ごめん」 「いいよ、俺も気分転換したかったし、ショッピングモールにでも行こうか」 「うんうん。行くーー」 「ははっ、結月、急に元気になった」