*
由那との二人三脚が終わって。
観客席に戻ってきた。
私の実行委員の仕事はもうないから、あとは全力で応援して、
リレーに出るだけなんだ。
「蒼、そろそろ借り物競走始まるよ」
「う、うん」
「どうしたの?」
由那が私の顔を覗く。
「そういえば、類も借り物競走だったなって思って」
恋愛系の質問が多い借り物競走は類にとっては最悪なんじゃ…。
「さっき言ったじゃん。笑 蒼は責任感強いからなぁ…。
でも、大丈夫だと思うよ。好きな人もいるみたいだしね」
「ええ!?そうなの!?」
女嫌いの類に好きな人!?
その女の子はすごいスタイルいいんだろうな…。(偏見)
「蒼は山本だけ見てればいいじゃん。」
「へ!?な、な、っ!!」
「あはは、照れすぎ!蒼と恋バナなんて初めてかもしれないね」
由那との二人三脚が終わって。
観客席に戻ってきた。
私の実行委員の仕事はもうないから、あとは全力で応援して、
リレーに出るだけなんだ。
「蒼、そろそろ借り物競走始まるよ」
「う、うん」
「どうしたの?」
由那が私の顔を覗く。
「そういえば、類も借り物競走だったなって思って」
恋愛系の質問が多い借り物競走は類にとっては最悪なんじゃ…。
「さっき言ったじゃん。笑 蒼は責任感強いからなぁ…。
でも、大丈夫だと思うよ。好きな人もいるみたいだしね」
「ええ!?そうなの!?」
女嫌いの類に好きな人!?
その女の子はすごいスタイルいいんだろうな…。(偏見)
「蒼は山本だけ見てればいいじゃん。」
「へ!?な、な、っ!!」
「あはは、照れすぎ!蒼と恋バナなんて初めてかもしれないね」



