【完】桜色の君を抱きしめたい

「もう、決まってるだろ?」

・・・あっ!

「星...!」

「「星?」」

凪と夏芽は理解が追いついていない。星というのは、以前夢花と貴斗か林間学校で約束した天体観測のことだ。

「天体観測をするって佐伯と約束したんだ。本当は二人っきりの方が良かったけど、佐伯は皆で行きたいんだろ?」

「はい。林間学校で貴斗先輩と見たんですけど、あまりにも綺麗で。で、次は皆で天体観測をしたいなって」

「いいね天体観測。でも、せっかく二人っきりのチャンスなのにいいの?」

「俺は佐伯がそれでいいなら構わない」