【完】桜色の君を抱きしめたい

「志村さん、これくらいにしとこうか?」

「そうですね。せっかくのお肉がダメになっちゃいますから食べましょう」

凪と夏芽も本格的にすき焼きを食べ始めた。

「貴斗、一つ忠告しておく。これから佐伯さんを悲しませる事があったら、俺が佐伯さんを奪うから覚悟しておけよ?」

「ぶっ...!ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...。なんだよ急に」

「それくらいの覚悟で付き合えってことだ。佐伯さん、こんなバカな弟だけど、これからよろしくね」

「はい!」

「お前も真に受けるなって。ほら、野菜も食え!」