【完】桜色の君を抱きしめたい

貴斗は一度離れて、夢花の頬に触れ、二人は目を瞑りキスをした。再び目を合わせた二人は照れくさそうに笑った。

買い物から戻ってきた凪は二人から離れた隅で涙ぐんでいた。

「負けたよ貴斗。そしておめでとう、二人とも...」

五分ほど経って、凪は二人に顔を出した。貴斗と夢花は凪に報告をした。凪はおめでとうと言い、二人を祝福した。後日夏芽に報告をした夢花。もちろん夏芽も二人を祝福した。

開校祭の最終日の放課後、夢花、夏芽、凪、貴斗の四人は図書室の休憩スペースですき焼きを食べていた。