【完】桜色の君を抱きしめたい

「遠慮しないの。次はどこのクラスの食べ物が食べたい?」

夢花はプログラムを開いて次食べる物を決め始めた。

「じゃあ...三年四組の焼きそばと焼き鳥と一組のイチゴアイスとミルクティーお願いします」

夢花はプログラムで顔を隠しながら凪に伝えた。

「また結構な量だな」

「それじゃあ買ってくるね」

「待ってください...!私のお財布を持って行って下さい」

夢花は凪に自分の財布を差し出した。

「え、別にいいのに」

「いいえ、お金だけは出します...!この前だって払ってもらったので。これだけは譲れません」

凪は夢花の財布を受け取った。

「分かったよ。佐伯さんのその律儀なところ、俺、好きだよ。じゃあ貴斗、行ってくるから佐伯さんをよろしく」

「了解。ついでに俺の分も頼む」

「お前は遠慮がないな...」