【完】桜色の君を抱きしめたい

「お前、注文したのにまだメニュー見てるのかよ。割と食いしん坊なんだな」

「食いしん坊じゃないです。ただ食べるのが好きなだけです...!」

食いしん坊なのがバレてちょっと意地を張った夢花。

「お前な、世間ではそれを食いしん坊って言うんだぞ?」

「むぅー。貴斗先輩の意地悪...!」

「またほっぺが膨れてるぞ?」

ゴトッ

「お待たせ。貴斗、あまり佐伯さんをいじめるな」

「わぁ...!とても美味しそうです!」

ふわふわの生地に沢山のった生クリームに、カットしたイチゴ。これは幸せの塊です...!

「いただきます」

パンケーキを一口食べると夢花は幸せそうな顔をして目を輝かせた。