【完】桜色の君を抱きしめたい

劇もいよいよラストを迎えた。

「ううん。リリー、君の気持ちは嬉しいよ。けどね、ボクは森にいる方が好きなんだ」

「そう...。ねぇ、ツバキ」

「なんだい?」

「また、悩みを聞いてくれる?」

「もちろん!ボクは森の聞き屋さんだからね!」

最後にクラスの皆が出てきて整列し、一礼をして終わった。観客席からは沢山の拍手が夢花達に届いた。

「夢花あんた最高ー!さすが私の夢花!」

「佐伯さん、楽しかったよ!」

「開校祭終わったらメシ奢ってやるよ!」

凪、貴斗、夏芽がそれぞれ夢花に声をかけた。夢花は三人に向かって手を振った。

「凪先輩、貴斗先輩、なっちゃん。ありがとうございます!」