【完】桜色の君を抱きしめたい

ギャラリーで見ていた凪と貴斗はすぐに異変に気付いた。

「おい、あれって...!」

「ああ。最近この辺りをうろついているのは聞いていたが、まさか開校祭に来るなんて」

「えっ!?ちょっとどういう事ですか...!」

状況が把握出来ず、夏芽は慌て始めた。

「話すは後だ!」

「貴斗、お前は佐伯さんの方に行ってくれ!俺は先生にこの事を伝える」

「分かった」

二人はギャラリーを出て、凪は夢花の担任の元へ、貴斗は夢花の元へそれぞれ向かった。