【完】桜色の君を抱きしめたい

「お前まで...。佐伯にだけは見られたくなかった」

「ごめんなさい...。でも貴斗先輩、凄く綺麗でしたよ?」

「え?」

「プッ...!」

夢花の発言に貴斗は驚き、凪は笑いだした。

「貴斗先輩は背が高いからとても見映えが良かったですし、普段から鍛えているから...えっと、その....」

言葉が出てこなくなってどう伝えたらいいか分からなくなった。

「佐伯、もういい。なんか恥ずかしくなってきた...」

赤く染った顔を片手で隠して後ろを向いた貴斗。その様子を見て凪は益々笑いが止まらなくなった。