【完】桜色の君を抱きしめたい

「いよいよ明日だね」

「はい。なんだか緊張してきました」

夢花は帰る前に図書室の展示の作業を行っていた。

「大丈夫だろ。あれだけ練習してきたんだから」

「貴斗、お前も手伝え。さもないと、この写真を父さん達に送るぞ?」

スマホで天使の格好をした貴斗の写真を見せた。

「おいおい...!脅すなんて卑怯だぞ!?」

「なら早く手伝え。明日の展示に間に合わないだろ」

「人使いの荒い兄貴だな」

「あのぉ〜貴斗先輩」

「どうした?」

「実は私も写真撮ってました」

凪と一緒に撮った写真を貴斗に見せた。それを見た貴斗はあんぐりとした。