【完】桜色の君を抱きしめたい

「お疲れ様。休憩しようか」

「はい」

図書室の傍に休憩スペースなんてあったんですね。

「佐伯さん、紅茶でいい?」

「はい!」

しかも電子ケトルや紅茶のセットまで。なんか図書室と言うより、本当に休憩スペースみたいです。

「はい。紅茶とシュークリーム」

「わぁ...!美味しそうです。いただきます」

「召し上がれ。休憩スペースが充実していてびっくりしたでしょ」

「はい。凪先輩はいつもここに居るんですか?」

「そうだよ。やる事と言ったら本の貸出と、整理くらいだからほとんどここで紅茶を飲みながら読書をしているんだ」

「なんか、優雅ですね」

「来る人によく言われよ。ほんとに仕事してるのかって」

こんなに物が充実していて、図書委員長の凪先輩を見たら皆さんそう思いますね。