「イーリス嬢、検査を受けますか?」 「黙れ」 そしてヨハン王子は、恐い顔と甘い顔を交互に作って、クロードの腕を掴んで歩いて行ってしまった。 健康を証明するために検査するって、おかしな感じだ。 でも、ちょっと前にそんな話を聞いた事があるような…… 「はぁ、ドキドキする」 私は顔を扇いで、ジョンを探しに歩き始めた。 王妃の手紙が少し皴になったので、もっとドキドキしてしまった。 でも…… 「……! !!」 王子に会えた。 にやけてしまって、仕方ない。