意地悪な君と赤面症の私

私は学校の裏庭のベンチに座った。

「はあ...」

我ながら大きなため息だったと思う。

結論から言うと、私、花村 琴は赤面症だ。

いつからかは分からない。もう物心がついた時には症状があった。酷くなったのは中学2年生辺りからだったと思う。

最初はみんなの前で発表をしたり、歌ったりする時だけ赤くなった。これだけなら正直まだよかった。ただの恥ずかしがり屋な子で終わるから。

でもダメだった。中学2年生の時に一気にひどくなり、好きでもない男の子と話すだけでも赤面してしまった。

スマホでどうしたら治るかもたくさん検索した。だけど、どの方法も私の赤面症には全然効かなかった。おかげで今でも私の検索履歴は赤面症でいっぱいである。

治せるなら治したい。今日も、これからも私の願いはこれなのだろうか。