クールな部長は独占欲を隠してる【6/18番外編追加】

部長に言われた通り浴室に干させてもらい、浴室のドア横に付いていたパネルから"乾燥"のボタンを見つけて押す。
浴室もダークブラウンを基調としたモダンな雰囲気で、それがまた部長のイメージにぴったりだった。

洗面所を出て廊下を進み、リビングがあるであろうドアをガチャリと開ける。

「部長…?」

声を掛けると左側のキッチンから、「ああ」と声がして部長が私を振り返った。
どうやら買ってきた食材を冷蔵庫に入れてくれていたらしい。

部長の部屋着姿…カッコいい。
グレーのパーカーの中には白いTシャツを着て、下には黒のスウェットを履いている。そんなラフな姿がまたサマになる。

いつもは後ろに流している黒髪も、雨で濡れてタオルで拭いたからだろう、今はサラサラと額や耳に掛かってそれがとても色っぽい。
スーツでビシッと決めている時よりも少し幼くなる。
そして、全身から色気がだだ漏れだ。

「東、寒くないか?下に履くもの貸してやりたいが、生憎全部同じサイズのものしかない」