私はその音を誤魔化すように、玉ねぎやら挽肉やらを次々カゴに入れていく。
普段は見られない部長の色々な表情に、さっきから私のペースは乱されっぱなしだ。
「…部長は嫌いな食べ物とか苦手な食べ物ありますか」
ペースを取り戻そうとそう尋ねると、かなり間が空いて、
「…にんじん…」と答えが返ってきた。
…にんじん…
「…それは創太と一緒です、部長…」
イケメンで、しかも図体のでかい大の大人の男性が、私の隣でにんじんが苦手だと賜っている…
どうしよう…可愛い…
隣でぷるぷる震える私。
「ぶちょーさんも、にんじん嫌いなの⁉︎ぼくと一緒だね!ぶちょーさんも、3歳なの⁉︎」
悪気のない創太のその一言に、私は堪えきれずついにアハハっと笑い出してしまった。
普段は見られない部長の色々な表情に、さっきから私のペースは乱されっぱなしだ。
「…部長は嫌いな食べ物とか苦手な食べ物ありますか」
ペースを取り戻そうとそう尋ねると、かなり間が空いて、
「…にんじん…」と答えが返ってきた。
…にんじん…
「…それは創太と一緒です、部長…」
イケメンで、しかも図体のでかい大の大人の男性が、私の隣でにんじんが苦手だと賜っている…
どうしよう…可愛い…
隣でぷるぷる震える私。
「ぶちょーさんも、にんじん嫌いなの⁉︎ぼくと一緒だね!ぶちょーさんも、3歳なの⁉︎」
悪気のない創太のその一言に、私は堪えきれずついにアハハっと笑い出してしまった。



