「ち、千彰くん? うそでしょ……」
千彰先輩はそんな美咲先輩の前にしゃがみこんで言った。
「悪いな。うそじゃねぇんだわ。イメージ壊しちゃってごめん。うちの店にも、もう来たくなかったら来なくていいから」
そしてもう一度わたしの肩を抱いて歩きだした。
「せ、先輩っ、いいんですか? 『マロンクリームの王子さま』なのに……」
「いいよ」
先輩が前を見たままつぶやいた。
「おれはうちの店より、桃花のほうが大事だから」
わたしの顔がかあっと熱くなって、授業中も熱が出たように、ずっとうなされてしまった。
千彰先輩はそんな美咲先輩の前にしゃがみこんで言った。
「悪いな。うそじゃねぇんだわ。イメージ壊しちゃってごめん。うちの店にも、もう来たくなかったら来なくていいから」
そしてもう一度わたしの肩を抱いて歩きだした。
「せ、先輩っ、いいんですか? 『マロンクリームの王子さま』なのに……」
「いいよ」
先輩が前を見たままつぶやいた。
「おれはうちの店より、桃花のほうが大事だから」
わたしの顔がかあっと熱くなって、授業中も熱が出たように、ずっとうなされてしまった。


