裏庭でお弁当を食べて、千彰先輩と別れた。
香奈ちゃんたち屋上行ったのかなぁ、なんて考えながら教室に戻ろうとすると、廊下に人だかりができていた。
あれはうちの教室の前……なんであんなにたくさんのひとがいるんだろう?
なにかあったのかな?
首をかしげながら、「すみません」と人混みをかきわけなかに入ると、香奈ちゃんたちが大あわてで駆け寄ってきた。
「桃花!」
「香奈ちゃん。藍ちゃん。さっきはごめ……」
「あんたわかってる? このひとたちみんな、桃花を見に来てるんだよ!」
「は?」
わたしはぽかんと口を開けた。
香奈ちゃんと藍ちゃんはわたしをかばうように、ささっと壁になってくれる。
「千彰先輩の彼女が『鹿子桃花』だってウワサがすごい勢いで広がって、二年生も三年生も集まってきちゃったんだよ」
「う、うそ……」
すると同じクラスの女の子たちが、わたしのまわりを取り囲んだ。
「ねぇっ、鹿子さん! 千彰先輩とつきあってるんだってね!」
「すごいじゃん! いつの間に?」
「どうやってつきあったの? あんなカッコいいひとと!」
「うらやましすぎるぅ!」
わたしはあわてた。
廊下からもざわざわとたくさんのひとの声がする。
香奈ちゃんたち屋上行ったのかなぁ、なんて考えながら教室に戻ろうとすると、廊下に人だかりができていた。
あれはうちの教室の前……なんであんなにたくさんのひとがいるんだろう?
なにかあったのかな?
首をかしげながら、「すみません」と人混みをかきわけなかに入ると、香奈ちゃんたちが大あわてで駆け寄ってきた。
「桃花!」
「香奈ちゃん。藍ちゃん。さっきはごめ……」
「あんたわかってる? このひとたちみんな、桃花を見に来てるんだよ!」
「は?」
わたしはぽかんと口を開けた。
香奈ちゃんと藍ちゃんはわたしをかばうように、ささっと壁になってくれる。
「千彰先輩の彼女が『鹿子桃花』だってウワサがすごい勢いで広がって、二年生も三年生も集まってきちゃったんだよ」
「う、うそ……」
すると同じクラスの女の子たちが、わたしのまわりを取り囲んだ。
「ねぇっ、鹿子さん! 千彰先輩とつきあってるんだってね!」
「すごいじゃん! いつの間に?」
「どうやってつきあったの? あんなカッコいいひとと!」
「うらやましすぎるぅ!」
わたしはあわてた。
廊下からもざわざわとたくさんのひとの声がする。


