お化け屋敷に入るとすぐ、楽しかった音楽が、変な音楽に切り替わる。 「せ、先輩、私、やっぱり無理かもしれません。」 「えー、なんで、もう入っちゃったし、あと、約束は絶対、じゃ、ないの?」 あぁ!約一時間前の私が言った言葉だ!言わなきゃよかった、、、、、、、。 これじゃあ、もう、なんも言い訳できない。 仕方ない、入るか。 「わ、わかりました。うぅ、」 「よし、いい子だね。」 と、奏多先輩は、私の頭を、よしよしとなでてきた。 んー、やっぱり、子供扱いしてるよなぁ。