ただいま、大橋先生の前で、私と、奏多先輩は、怒られています。 そう、それは少し前のこと。 『ふぅー!これは間に合ったでしょ!』 『あはは、美桜ちゃん、油断してるけど、多分だめだ。』 『な、なんでですか!!』 『ほら、見て?』 奏多先輩が指を刺している方を見ると、 大橋先生が、怒りながら、こちらに近づいてきて、 『おい、お前ら、わかってるか?』 『ひえぇ、すいません。』 『はい。お前ら、今から職員室に来い。』