「いらっしゃいませー！」
「こんにちは。」
ん？
「奏多先輩！！」
「ねぇ、その格好たまらないね。」
「え？何言ってるんですか？」
「その格好は、ダメでしょー。」
「えっ？？さっきから変ですね。」
「変じゃないから。美桜ちゃんが、ただ天然なだけだから。」
また天然って言われちゃった。気をつけよぉ〜。
「天然って言われないように、気をつけます。案内します。」
と、ニコッと笑ったら、
「その笑顔、禁止。」
「なんでですか！笑顔じゃないと、お客さんがつまんないじゃないですか。」
「たしかにその通り。でも、多分皆んな、美桜ちゃんを見れるだけで癒されるよ。」
「そんなわけないじゃないですか。まぁ、ゆっくりしてください。」
