一目惚れした人は学園の王子様


「日向、バイバイ。」  

「うん!!明日からは、気をつけて、ね?」

黒いオーラを纏った、日向が言った。

「はい、はい。明日からは、絶対気をつけます!!!今日は本当に申し訳ありませんでした。」

「うん。じゃあ、また明日。」

日向は、手をひらひらと振って帰って行った。

私は、そっと胸を下ろす。

「はぁ、よかった。でも。今日は一人で帰るのかぁ。」

その時、

「美桜ちゃん、遅すぎ。また、意地悪しちゃうよ?」

と、奏多先輩は、呆れた顔をして出てきた。

って、違う、違う!なんで、奏多先輩がここに?

「なんで、奏多先輩いるんですか!?」

「まぁ、まぁ、寂しがりやの美桜ちゃんのために待ってあげたんだよ。」

「え!?っでも、先帰る。って言ってたじゃないですか。」

「気づいて。俺、そうゆう時、必ず待つから。でも、いくらなんでも、遅すぎ。」

「だって、奏多先輩が、待ってるって言わないから、、、、、。」 

「まあ、今日は許す。明日から気をつけて。」

もう!!なんで私が悪いみたいになってんの!!でも、これ以上変なこと言ったら、怒られそうだから、素直に頷こう。

「はい。」

今日は、『明日から気をつけて。』って多く言われるなぁ。

「よろしい。じゃあ、一緒に帰ろうか。」

「奏多先輩、手、繋がないの?」

「そんなに、繋いで欲しいの?」

と、不適切な笑みを浮かべる奏多先輩。

「仕方ないなぁ。俺、優しいからいいよ。」

「、、、、、、、、、。」

私は、無視をする。

「あれぇ??お礼の言葉は?」

「、、、、、、、。」

「じゃあ、もう手、繋がない。」

と言って、奏多先輩は、私の手を振り払った。

「奏多先輩。ありがとうございます。」

「ふふ、いいね。たまんない。繋いであげる。」

「じゃあ、もう、離さないでください。」

「約束する。」