一目惚れした人は学園の王子様


「ひーなーたー!!」 

バンッと、日向の机を叩く。

だから、日向は、本から、目を私に移して、

「なによ、朝からうるさいわね。」

「なによ、じゃないよ!!!なんで、奏多先輩を家に入れて、先に学校行くの!!」

「そんなの、美桜と、安堂先輩を仲直りさせるためにやってるに決まってるじゃない。」

「でも、あんなことしなくてもぉー!」

「いいの!!あんなことしないと、ダメなの!!」

「てゆうか、美桜、あんた気づいてないみたいだけど、今、学校中で、奏多先輩と美桜噂、されてるよ?」

え、、、、?

わ、すれてた、、、。

「だから、美桜、安堂先輩のファンクラブの人達にいじめられないよう気をつけて。」

「心配、それだけ??」

「はい?これでも、十分心配してあげてますぅ。」

「全然だよ。」

「まぁ、とりあえず、気をつけてって事。」

「日向、私への、心配軽すぎ。」

誰にも聞こえないくらいに言ったつもりが、なんでも、お見通し、日向ちゃんにバレてしまった。

「なんだってぇ?」

「まぁ、まぁ、そんなに怒らずに、日向さん。」
       
私は、やばいと思ったので、すぐに逃げた。