あ、言い直してくださりありがとうございます。奏多先輩。
ん、この手いつ離してくれるんだろう。
「か、かにゃとせぇんぱい、はなひてふだはい。」
精一杯に、奏多先輩、離してください。と、訴えかけるように伝えると、
「可愛いじゃん。いいよ、離してあげる。」
ふぅ、楽になった。というか、奏多先輩、なんでこんなに偉そうにしてるんだろ。
「あ、それより、奏多先輩、もう少しで、学校着きますよ!」
「そうだね。美桜ちゃんとの時間がもう終わっちゃうよ。早いなぁ。」
もう、奏多先輩ったら、本当に溺愛しすぎだし、そんな言葉、普通に呟かないでくださいよ!
