「やぁ、紅に白ちゃん。それに森田さんと東堂君」
ぼーっとしていた私は綺麗な声にハッとなった。
「蒼さん、ちわーっす」と紅
「こ、こんにちは」と私
「「こんにちは」」と美乃と廉
「…白ちゃん?どうかした?」
そっと私の顔を心配そうに覗き込む碓水先輩に急いで笑顔を作る。
「な、なんでもないですよ!大丈夫です」
そんな私の顔を未だに心配そうに見ながらもふと、表情を変える碓水先輩。
「ねぇ白ちゃん。良かったら合流授業のペアいっしょにならない?」
「え?いいんですか?」
「もちろんだよ。」
「わぁ!美乃いいかな?」
「私はいいよ?」
「ありがとう!美乃!じゃぁ碓水先輩よろしくお願いします!」
「こちらこそ」
「えー!蒼さんひでーー!!俺には誘ってくれねーの?」
「お前はいいだろ」
「なんでー!」
なんて話している碓水先輩と紅。
「白、大丈夫?」
そっと美乃が私の服を引っ張って小さく尋ねる。
「え?何が??」
質問の意図が分からず首を傾げると、そんな私に苦笑して美乃はなんでもないと言う。
しばらくして2人の教師が入ってきた。
「おーい!全体静かにー!。今日は一年と二年で各チームを作ってテーマに合わせたレポートの製作だー!。一年と二年の交流も兼ねてるから協力して作るようにー。チームが決まったとこからレポートについての説明書きとレポート用紙を持ってけよ!!製作する場所は何処でもいいが出来が悪かったチームはやり直しさせるからなー。」
途端にえーーなんて声が挙がる。
「白ぴょんと美乃っちはどのテーマがいいとか決めた?」田所先輩
「私はまだ」美乃
「私は医療テーマがいいな」
「何か気になる項目でもあった?」碓水先輩
「気になるというか…私のお父さんが医者だから私も何か医療について学んでみたいなって思っただけで」
「えー!白ぴょんのお父さんって医者なんだー!じゃぁそれにしようぜ他は特に決まってないし。いいだろ?蒼、美乃っち」田所先輩
以外とリーダーシップがあるようだ。
「俺は構わないよ」
「私も」
「じゃぁ早速移動しようぜー。」
なんて先陣きって説明書きとレポート用紙を貰いに行く田所先輩。
「なんか、田所先輩って意外ですね。普段はあんなにおちゃらけてるのに実は行動派っていうか」美乃
「あいつはめんどくさがりだからこう言うのは早く終わらせたいタイプなんだよ」と
碓水先輩
「そうなんですね。」私
「おーい!早く来いよー!」叫ぶ田所先輩
体育館から出る際、心配そうに見つめていた紅に手を振って体育館を後にした。
ぼーっとしていた私は綺麗な声にハッとなった。
「蒼さん、ちわーっす」と紅
「こ、こんにちは」と私
「「こんにちは」」と美乃と廉
「…白ちゃん?どうかした?」
そっと私の顔を心配そうに覗き込む碓水先輩に急いで笑顔を作る。
「な、なんでもないですよ!大丈夫です」
そんな私の顔を未だに心配そうに見ながらもふと、表情を変える碓水先輩。
「ねぇ白ちゃん。良かったら合流授業のペアいっしょにならない?」
「え?いいんですか?」
「もちろんだよ。」
「わぁ!美乃いいかな?」
「私はいいよ?」
「ありがとう!美乃!じゃぁ碓水先輩よろしくお願いします!」
「こちらこそ」
「えー!蒼さんひでーー!!俺には誘ってくれねーの?」
「お前はいいだろ」
「なんでー!」
なんて話している碓水先輩と紅。
「白、大丈夫?」
そっと美乃が私の服を引っ張って小さく尋ねる。
「え?何が??」
質問の意図が分からず首を傾げると、そんな私に苦笑して美乃はなんでもないと言う。
しばらくして2人の教師が入ってきた。
「おーい!全体静かにー!。今日は一年と二年で各チームを作ってテーマに合わせたレポートの製作だー!。一年と二年の交流も兼ねてるから協力して作るようにー。チームが決まったとこからレポートについての説明書きとレポート用紙を持ってけよ!!製作する場所は何処でもいいが出来が悪かったチームはやり直しさせるからなー。」
途端にえーーなんて声が挙がる。
「白ぴょんと美乃っちはどのテーマがいいとか決めた?」田所先輩
「私はまだ」美乃
「私は医療テーマがいいな」
「何か気になる項目でもあった?」碓水先輩
「気になるというか…私のお父さんが医者だから私も何か医療について学んでみたいなって思っただけで」
「えー!白ぴょんのお父さんって医者なんだー!じゃぁそれにしようぜ他は特に決まってないし。いいだろ?蒼、美乃っち」田所先輩
以外とリーダーシップがあるようだ。
「俺は構わないよ」
「私も」
「じゃぁ早速移動しようぜー。」
なんて先陣きって説明書きとレポート用紙を貰いに行く田所先輩。
「なんか、田所先輩って意外ですね。普段はあんなにおちゃらけてるのに実は行動派っていうか」美乃
「あいつはめんどくさがりだからこう言うのは早く終わらせたいタイプなんだよ」と
碓水先輩
「そうなんですね。」私
「おーい!早く来いよー!」叫ぶ田所先輩
体育館から出る際、心配そうに見つめていた紅に手を振って体育館を後にした。

