その後、依子から、お父さんと一緒に飲みに行ったとメールが来た。



私とゆかりはホッとして、どっと疲れが出た。




「お姫様2人、どうしますか?」




先生がたっくんに声をかけた。




「食べちゃいますか?」



たっくんは冗談半分本気半分の表情で言った。




「里田の結婚祝いと、パーティーの成功祝いってことで、飲みに行きますか?」




4人で飲むなんて、新鮮で、なんだか緊張した。




酔っ払うと甘えん坊になっちゃう先生を、ゆかりはからかって遊んだ。





「あの新垣先生と思えないね~!いつも怒鳴ってたのに・・・」



「うるせー!男は好きな女の前ではこんなもんなんだよ!なぁ、たっくん!」




お酒の強いたっくんは、ぐびぐびと強いカクテルを飲み、ご機嫌にゆかりの肩を抱いた。




「そうだよ。男はみんな甘えん坊~!」