そばにいるよ、ずっと。





もう何もこわくない。



だって


これからはずっと一緒だから。






夕日が差し込む音楽室は、久しぶりの私と先生を温かく包み込んでくれていた。







5時を告げるチャイムが鳴り、鼻と鼻をくっつけて笑った。




あと1分だけ・・・


教頭先生ごめんね。



あと1分だけここでこうしていたいんだ。







――キーンコーンカーンコーン――












鳴り響くチャイムの中・・・


私と先生は永遠の愛を誓い合った。








私と先生の新しい生活の始まりの鐘・・・









~END~