ここで私は先生に出会い、先生に恋をした。 「じゃ~、最後!!矢沢!!」 「はい・・・」 「ん?声が小さいぞ。矢沢直!!あ、間違えた。もう矢沢じゃなかったな。 新垣直!!」 「え・・・・・・?は、はい!」 急に先生がそんなことを言うから、私は真っ赤になって下を向いた。 恥ずかしくて、嬉しくて、顔を上げられないよ。 みんなが私を冷やかした。 新垣・・・ になったんだ、私。 教師モードになった先生は全然恥ずかしくなさそうにサラっとそんなことを言えちゃう。